私が推薦したい包丁たち

2010/12/1609:31 | カテゴリー: ごはん, 未分類 | コメントをどうぞ
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料理をはじめようとして必ず必要になるのが包丁。しかし、昨今、大量に安く出回り、あまりに手軽に手に入るため、使い捨ての如く劣悪で切れ味が悪く刃持ちのしない包丁が出回ってしまっている。そこで、僕が個人的に推薦できるマストバイな包丁を数本紹介しようと思う。なお、予算的にはamazonでシェフナイフとパリング(またはペアリング・ピーリング・ペティとも)ナイフの2本で1万円を超えない範囲かつ手入れが簡単でアフターサービスもある物で考えた。

まずは、ビクトリノックス シェフナイフ19cmを推薦しようと思う。言わずと知れた、十徳ナイフ等と呼ばれるスイスアーミーナイフのメーカーなので、刃はステンレス鋼で錆びにくく、切れ味、信頼性共にトップクラスの庖丁である。大きな特徴は刃厚もそれほどなく非常に軽く、人参などのような固い素材を切っても刃厚で切り口が割れてしまうこともない。また19cmの刃渡という事で一般家庭のキッチンでも扱い易く、日本のシステムキッチンの包丁入れに収まる手頃なサイズ、ポリアミド樹脂製のハンドルは持ちやすく滑りにくく耐熱性もあり衛生的である。そして、これだけの良さがありながら、価格が5000円でお釣りがくるコストパフォーマンスの良さ。もし余裕があるなら、パリングナイフクイックシャープナーのセットで揃えても、1万円を超えないという、初めて包丁を揃えてみよう。と思う向きや、プレゼントにはうってつけの商品であろう。なお、洋包丁形状が使い慣れない人や包丁の使い分けをせず日本式に一本で済んでしまう人には多少高くなるが三徳包丁タイプもあるので、そちらや三徳プラス(食材の切り離れを良くする溝加工のある物)とシャープナーを選ぶのも良いだろう。ただし、このシリーズは値段相応なので刀身が打ち抜きだったり、ハンドルが樹脂製で質感にそれほど高級感が無いなど、過剰な期待はしない方が良い。もし鍛造刃や質感を求めるなら後述にあげる包丁をお勧めしたい。

次は、ツヴィリング J.A.ヘンケルスのツインポルックスシリーズのシェフナイフペティナイフを紹介しようと思う。このメーカーの商品はヘンケルスというブランドネームが一人歩きして、ホームセンターなどでも安く手に入るブランドなのに、イマイチ切れ味が悪く期待したほどの包丁でなかった。と言った声を聞く事が増えてしまった。そう言った人達は、包丁のマークを良く見てほしい。ヘンケルスのマークはドールと呼ばれる人型のマークが特徴なのだが、一人しかいないのではないだろうか?実はこれツヴィリング(双子)の名を冠さないローエントリーマークなのだ。そして、やはりツヴィリングの名を冠していて、ヘンケルスのお家芸であるフリオデュア加工がなされ、専用鋼が使われている物を使うと刃持ちも切れ味も全く違うのだが、ほとんどの人が、ヘンケルスにはグレードが存在していることすら知らず、また日本だけ特別仕様だったり、難解なグレード分けのため、どれを買って良いのか解らず手に入りやすい安い包丁を買って失敗する例が後を絶たない。本当はプロフェッショナルシリーズという鍛造+フリオデュア加工の物を推薦したいところだが、予算的に一本も買えないので今回は見送る。また、予算を下げたい場合は、質感は劣るがラインシリーズというツヴィリングのエントリーモデルも存在する。ツインポルックスシリーズには、三徳タイプが存在し、14cmの三徳もあるので、ワンルームで狭いキッチンであると言った場合でも使い勝手の良い包丁を選択できるだろう。またシャープナーは少々高めだが、荒砥と仕上砥の両方を持ち、砥石で研ぐのと同じ研ぎが出来る便利な構造になっている。なおこの手のクイックシャープナーは、出来る限り庖丁メーカーと合わせ、グレードごとに違うなら該当グレードの物を買うようにする。そうしないと刃付け角度が違い却って包丁を駄目にしてしまうことがあるためだ。

最後に、日本の吉田金属工業株式会社のグローバルシリーズを推薦しようと思う。予算的には、この3点セットだと5000円ほどオーバーしてしまうのだが、クイックシャープナーと一緒に買ったと思えば、予算的には包丁2本で1万円ぐらいでは無いだろうか。この包丁、デザイン性もさることながら、日本製でありながら、刃とハンドル全てを一体成型してあるため、従来の包丁にあったハンドル材のガタつきや、安い包丁にありがちな中子(柄に入る刃の金属部分)がハンドル後部まで入っていない物のように耐久性が劣ってカボチャなど固い物を切るとバランスが悪く切りにくかったり、挟みこんだ中子とハンドルの間や止め鋲、ヒルトの口金などの間に入り込む雑菌といった問題を全て解決している。僕個人は、このシリーズの本刃付けを施したグローバルプロシリーズをメインの包丁として使っているが、大変秀逸な包丁で、ハンドルが金属なので滑るのでは?と思うが、ハンドルに施されたディンプル加工が絶妙で、今まで何度も濡れ手で使っているが一度も手を滑らせた事が無い。きちんと手入れして使えば一生モノにできるぐらい良い包丁であると思う。なお、この3点セット以外に三徳庖丁でのセットもあるので、自分にあった方を選ぶと良いだろう。また、独り暮らしを始める子供や、引越、新築祝いなどの新生活のプレゼントなどにも最適だろう。

以上3メーカーの包丁を紹介してみたのだが、どれにも言える事は、きちんと時々シャープニングを行い、もしそれでも切れ味が悪いままや刃こぼれを起こしてしまったのであれば、有料にはなるが、きちんと修理受付を持っていて、修理や研ぎ直し、刃付けを行ってくれる、長く使える包丁であるということだ。また、こういったエントリークラスの包丁を購入して、潰してしまうかもしれないが、吉田金属工業の包丁の研ぎ方サイトなどを参考にして、研ぎ方を覚えてしまうのも手だと思う。そうして、ビクトリノックスであれば上位のグランメートルや、ヘンケルスならプロフェッショナルやFive Starシリーズ、吉田金属工業ならグローバルプロ、ドライザック(ウシュトフ)やグレスデンなどの高級包丁を使ってみるのも良いのではないかと思う。

ちなみに、僕が今使っている包丁たちは以下である。

こんな感じで、実は良いシェフナイフか三徳を買おうと思いつつ面倒で牛刀を使い続けていたりするのだが、ヘンケルスのツインキュイジーヌかFiveStar、それかドライザックも良いかなぁ…いや、国内の鋼で作ってもらうのも良いかも…とか思っている。砥石はヘンケルスの物が、荒砥と仕上砥両面で大型の包丁を研ぐのに適した幅広の砥石なのでこれは凄くお薦めできる。本気で余裕があり拘るなら、上のランクの仕上砥両面砥石を買うのも面白いかもしれない。最後に、タッチアップスティックシャープナーだが、良く肉屋さんなどで肉を切る前に、擦りつけてるスチールやセラミックの棒があると思うがそれの事。脂や細い切りカスなどが詰まり切れ味の落ちた刃からゴミを取り去り一時的に切れ味を回復させる(タッチアップする)アイテムで、クイックシャープナーと同じ働きをするものだ。この事から解るように、クイックシャープナーは、包丁を「研いで」いる訳ではないので、時々本当に砥石を使って研いでやる必要がある事は忘れないようにしよう。

以上、適当にお薦め包丁を書いてみた。是非参考にしてみてほしい。

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